第19回 親に認知症の疑いが出てきたら?

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貞方 大輔

2021-04-09

第19回 親に認知症の疑いが出てきたら?

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親に認知症の疑いが出てきたら家族はどのような対応を取るべきでしょうか?初期段階ですべきことについて解説したいと思います。

1.親の認知症はいつ気づく?

まず最初に、親が認知症になったかも?!というような症状の代表的なものは以下の4つです。
①もの忘れ(同じ話ばかりしたり、大切な財布やカギを無くしたり)
②理解力の低下(小銭で端数を払わなくなったり、大きな買い物を気にせずしたり)
③集中力の低下(本を読まなくなったり、テレビも理解できなくなったり)
④怒りっぽくなる(騒いだり、暴言を吐いたり、暴力を振るったり)

2.認知症の初期対応①地域包括支援センターに相談する

親に認知症の疑いありと気付いたら慌てず相談しましょう。まず近くの『地域包括支援センター』に電話してみてください。『親の住んでいる地域』と『地域包括支援センター』で検索すれば、最寄りのセンターの電話番号が出てくると思いますのでそこにご相談ください。
そして、要介護認定を受けるかどうかも地域包括支援センターに相談する必要があります。介護が必要な人のために行政は様々なサービスを用意しています。そのサービスを受けるためにも要介護認定を受ける必要があります。最短でも1か月程度はかかりますので、早めに相談すべきだと思います。
また、要介護認定を受けるまでの1か月あまり、目先の親の介護をどうするかと言う問題があります。夜中に徘徊したり、騒いだりすることで、親の世話で疲れ切るということを防ぐため、行政のサービスを受ける必要があるのです。

3.認知症の初期対応②訪問介護と有料老人ホーム

日中にはなりますが、訪問介護サービスを利用することで親の世話の負担を軽減することができます。しかし、毎日24時間対応してくれるわけではありません。そこで重要なのが有料老人ホームです。お金はかかりますが、親の介護で大変な方は要介護認定が下りるまでこのサービスを受けることも可能です。
介護付き有料老人ホームのメリットは介護の負担が100%家族から離れることです。一方でデメリットがあります。それは費用。一般的に東京や神奈川の有料老人ホームは高いです。一時金なしプランで大体30~40万円/月の施設利用代(食費等込み)がかかります。ですが、埼玉や東京から少し離れれば、値段が20万円台/月になったりしますので、お金はあまりないが、親の介護の面倒が大変で夜も寝られない、、、という人は、介護付き有料老人ホームを利用されることをお勧めします。さらにお金に不安がある方は東京から離れれば値段もお手頃です。なお、有料老人ホームの一時金は全額ではありませんが、入居月数によって少しずつ逓減していく仕組みを取っているため、一時金を入れたら戻ってこないということではありません。施設によって異なりますので確認した方がいいポイントだと思います。

4.最後に

このように要介護認定を受けるまで有料のサービスを利用しながら、要介護度に応じて、特別養護老人ホームやグループホームなど介護サービスが受けられる施設を探して順番待ちをしながら、値段の安い施設に移動するのが良いと思います。

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貞方 大輔

立命館大学卒業後、大手生保を経て、アレース・ファミリーオフィスへ入社。
取締役西日本支社長。
一般社団法人相続終活専門協会 代表理事

親の介護

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