第15回 全額損金の法人保険に蓋?その2

江幡 吉昭

2019-02-14

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昨年最も読まれた「お役立ち情報」が実は7月に公開した「全額損金の法人保険に蓋?」という記事でした。その記事の中では「この種の保険が無くなるということはないだろう」と予測しましたが、実際のところは全額損金で貯蓄性の高い商品は3月あたりに姿を消すことになりそうです。今年に入って外資系生保に関してはこの種の新商品を出していますが、それも順次募集停止となりそうです。
 
税務当局の発表はまだないものの、昨日の金融庁と保険会社の会合を受け様々な報道が出ています。ここで、どういった流れになっていくのか、2011年に終身がん保険が全損から半損に経理処理が変わりましたが、その流れで行くと、
保険会社が自主的に募集停止(しかし保険会社によって募集停止時期は異なる)

パブリックコメント

全損定期含めた経理処理の変更
となるはずです。
 
すでに保険会社ごとにかなりスタンスは異なっており、
 
・国内漢字系大手生保は即時販売停止
・外資系生保は2-4月末までに募集停止
 
というようにスタンスが大きく分かれています。逓増定期、終身がん保険の時も、パブリックコメントを募っている途中までかなり駆け込みでの加入(パブコメの終了後、全損ではなくなるので、全損のうちに加入してしまおうということです)がかなり殺到したことは記憶に新しいところですが、今回も同様の状況になるものと思われます。
 
儲かっている中小企業からすると、国内系生保では入れないものの、外資系生保では加入ができるのでこの数か月で申し込みが殺到するのではないでしょうか。なんだかそれも不公平な気もしますが・・・
 
※まだ情報は錯そうしておりますので、不確定な情報もございますのでご了承ください。

江幡 吉昭

法政大学卒業後、住友生命保険、英スタンダードチャータード銀行を経て、2009年株式会社アレース・ファミリーオフィス設立。アレース・ホールディングス代表。一般社団法人相続終活専門士協会代表理事。
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